\\アートプロジェクトやイベントの企画を学ぶ、2日間のレクチャープログラム//
\\受講生のやりたい企画をベースに、講師陣がブラッシュアップ//
\\今年度は「まちの知り方」に特化したスクールを実施します//
https://mbarts.net/
Meets by Arts@ATAMI とは?
実際にアートプロジェクトの第一線で活躍している方々を講師に招き、展覧会に限らない映画イベント・音楽イベント、商業施設の販促イベントなども含めた「企画を初めるための最初の一歩」を学ぶため、2日の合宿(今回は短日2日間のプログラムとなっています)で具体的なプロジェクトの企画立案を学ぶスクールです。
私たちMeets by Arts が考える「アート」とは、作り手の価値観が見出せるモノであり、自分以外の人の考え方や視点、価値観に触れられるモノです。そんなアートに触れることで、自分が今まで持っていなかった考え方や価値観を知ることこそ、多様性や寛容さを生み出すためには大切であると考え、アートに触れる機会を生み出せる「プロジェクト」の企画立案のスクールを始めました。
このスクールでは、参加者の個人の取り組みの後押しをするとともに、アートがあるまちは「寛容で多様性が高い証」だと考えるからこそ、ここ熱海から持続可能なアートプロジェクトを企画・運営できる人材を育成することを目指して、本スクールを開講しています。
Meets by Arts 2023「まちの知り方とアート・プロジェクトの学校」
Meets by Artsは2018年から始まったスクールで、毎年テーマや受講スタイルをブラッシュアップしながら実施していますが、今年度は「まちの知り方」を軸として、スクールを開催いたします。
アートと地域と聞くと「越後妻有 大地の芸術祭」や「瀬戸内国際芸術祭」などの大型アートプロジェクトを想像する方も多いですが、実は日本は大小様々なアートプロジェクトが全国で行われており、その中にはまちづくりとしても大きな役割を担っているプロジェクトがあります。
アートは個人の強い思いから作られるイメージがあるかもしれませんが、地域で行われるアートプロジェクトの多くは、開催地域を綿密にリサーチし、そのアートならではの観点から切り取られたまちの魅力は、地元の人にとっても新しい発見をもたらす場合もあります。
ただ、その一方で、この「まちを知る」ということは容易ではなく、いざ自分で何か企画をしようとすると、
・どうやって地域を知って良いか分からない、、、
・地域の人との接点が作れない、、、
・十分に理解できないまま、企画が始まってしまった、、、
・続ければ分かってくれると信じたまま、何年も経ってしまった、、、
・・・なんてケースもありますが、逆に地域の文脈の中でしっかりとしたプロジェクトが作れると、小さくても人の心に響く、素晴らしい企画が生まれます。
今回は、そんな地域とアートにおける大きな可能性でありながら、最初の1歩の障害にもなってしまう「まちの知り方」をテーマとして、各地でのアートプロジェクトの企画運営に携わっている講師と、実際に熱海のまちで10年間フィールドワークを続けているMeets by Artsの代表も講師に加わり、2日間のレクチャーでまちを知る入口を見つけられるスクールを開催いたします。
<<開催日時>>
2023.1.22(日) 10:00 – 17:00 オリエンテーション(過去の受講経験者はオンライン参加も可能)
2023.2.12(日) 10:00 – 17:00 最終ブラッシュアップ・全体共有(対面参加を推奨)
※初回前に事前の課題提出、1回目と2回目の間に進捗提出と個別フィードバックが予定されています。
※両日とも前日の土曜日の夜に任意参加の懇親会を開催(受講生向けのzoom配信も予定)
<<会場>>:Atelier&Hostel ナギサウラ(一部オンライン)
<<メンター講師>>
熊谷 薫 氏(アートマネージャー/東海大学 講師)
平井 宏典 氏(和光大学経済経営学部 教授/博士(経営学))
戸井田 雄((一社)Meets by Arts 代表理事/(株)machimori取締役)
講師プロフィール等はMeets by ArtsのHPに掲載がございます。
<<定員>>:約10名
<<受講対象者>>
・地域でやってみたいアートプロジェクトがある人
・アートで何かしたいけど、何をしたいか悩んでいる人
・好きなまちがあって、そこで何かやってみたい人
・熱海で仕事をしているけど、もっと地域を知りたい人
受講生のそれぞれが、熱海に限らない「まちでやってみたいこと」を考え、それに対するメンターからのフィードバックを軸としたスクールとなります。
「やってみたいこと」は、「いわゆる展覧会などのアートの企画」に限定せず、施設の空きスペース活用などの課題解決等のテーマでも問題ありません。
持ち込む「やってみたいこと」は申込時には明確になっていても問題ありませんが、【「どこで」「どんなことを」「なぜ」やるのか?】を、部分的でも初回までに言語化をしていただきます。
<<参加費>>
新規受講生:15,000円(税込)
受講経験者:5,000円(税込)
※交通費・宿泊費・食費・懇親会参加費等の費用は全て自己負担となります。
※受講経験者は「Arts Project school@ATAMI」の受講生も対象とします。
<<カリキュラム(案)>>
基本的には対面での参加を推奨いたします。オンラインでの参加も可能ですが、会場参加を優先したプログラムとなることはご了承ください。
※新型コロナウィルスの感染拡大状況等によっては、完全オンラインでの開催となる場合がございます。
※受講生の企画や進捗状況等によって、カリキュラムを一部変更とする場合がございます。
1/14日(土):企画シート提出
スクールのカリキュラムを受講生に合わせて調整するために、事前にフォームにて現在考えている企画や、その課題をご提出いただきます。
1/15(日) – 20(金):事前学習期間
提出された企画を踏まえて、事前学習教材(過去の動画や推奨図書等)を配信いたします。
1/21(土):任意参加の前夜祭(受講生向けのzoom配信も予定)
1/22(日):スクール1日目
10:00 – 10:20 オリエンテーション・自己紹介
10:20 – 10:50 レクチャー「まちの知り方とまち歩きの作り方」
10:50 – 12:30 フィールドワーク的まち歩きツアー
(受講経験者は個別の講師メンタリング)
12:30 – 13:30 お昼休憩(地元素材のランチボックスの注文も可能です)
13:30 – 15:00 それぞれの考えていることの発表・講師フィードバック
15:15 – 16:30 講師クロストーク
2/1(水):進捗提出
指定のフォーマットにて、初回オリエンテーションからの進捗を提出していただきます。
2/1(水) – 7(火):オンラインフォローアップ(オンライン)
オンラインにて、受講生の進捗状況に合わせたフォローメンタリングを実施します。
(上記以外でもMeets by Artsが事務局として相談に対してのフィードバックは行います。)
2/10(金):企画書提出
スクール前に考えを企画書として提出していただきます。
2/11(土):任意参加の前夜祭(受講生向けのzoom配信も予定)
2/12(日):スクール2日目
9:00 – 10:30 個別メンタリング(2グループで実施予定)
10:30 – 12:00 講師クロストーク(全体フィードバック)
12:00 – 16:00 質疑応答受付期間
講師が会場に待機してますので、必要に応じて質問やアドバイスが受けられます。
16:00 – 17:30 プロジェクト共有
最終発表として、講師とメンバーに企画を発表していただきます。
17:30 – 任意参加の懇親会
スクールの実施後も、Meets by Artsがアフターサポートを行います。
<<主催>>:(一社)Meets by Arts